「伊丹市立高校(定時制)の24年4月募集停止・在校生一挙移転」に反対する署名 |
「伊丹市立高校(定時制)の24年4月募集停止・在校生一挙移転」に反対する署名
伊丹市教育委員会は、兵庫県高等学校第二次教育改革に便乗して、伊丹市立高等学校の平成二十四年度募集停止を決定しました。 伊丹市立高等学校は、伊丹市内の中学校はもとより、近隣市の中学校からも高く評価されており、近年は応募者が定員を上回り、不合格者を出さざるを得ない現状となっています。昨今の経済情勢や不登校経験者の増加などの現状を鑑みると、定時制高等学校の必要性はますます高まっていくものと思われます。このような状況のなかで、伊丹市立高等学校の廃止が決定されたことは、教育の置かれている現状を正視していない誤った政策であると言わざるを得ません。 それにもまして理不尽なことは、在校生に対する処遇です。伊丹市教育委員会が諮問した伊丹市学校教育審議会は、永年の課題である全定分離問題を早期に解決させることを口実に、伊丹市立高等学校のよき伝統が継承できるからという机上の論理のもと、十分な審議をすることなく、募集停止とともに在校生を新設校に移動させる決定をしました。このような決定は、通常の市民感覚からかけ離れたものと言わざるを得ません。通学に不便な場所であること、新設される県立高等学校に居候する形では、生徒も教師も精神的、物理的に肩身の狭い思いをすることが考えられます。全日制高等学校の生徒だけが全定分離の恩恵を受け、定時制高等学校の生徒だけに不便を背負わせていることに対しては絶対に許すことができません。全定双方が公平に恩恵を受ける全定分離でなければならないはずです。私たちは、少なくとも在校生が現在地で卒業できることを強く求めます。
伊丹市立高校(定時制)を守る会 代表 安楽真由美 連絡先・伊丹市春日丘6丁目68―2 上野早苗 方)
伊丹市教育委員会 教育長 佐藤由紀子様 第一次締め切り 7月1日 |
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